IE9ピン留め

キッチン考 その2


「キッチン考 その1」に続きその2である。

その前に少々おことわりを。。。。
一般的には家の新築やリフォームにあたってのキッチンプランは女性の聖域と言っても過言ではないだろう。(最近は素敵なことに台所男子も増えつつあるが・・・)
女性の毎日長時間を過ごすであろうキッチンへの想いは、新築及びリフォームに向けて燦然とバラ色の輝きを放ち、最大限の情熱を注ぎ、時には殺気立つ程の迫力でもってプラン作りに取りかかるのだ。ここは決して夫たるものあまり余計な口を挟まない方が夫婦円満の秘訣である。
 で、我が家のキッチンプランだが、詳細を詰めないまま大胆不敵にも造作キッチンの依頼をした。世の中の主婦憧れの「ミーレの食洗機」や「グローエの水栓」や「コーラー社のシンク」や「TOTOやYAMAHAのシステムキッチン」などとはおそらく確実に縁がないはずだ。
 最新設備のキッチンをお考えの方、参考になりそうもなくごめんなさいませ
 チープかつオリジナリティなキッチンをお考えの方、頑張りますからね~


古民家改修のキッチンプランを考えるにあたり、我々夫婦のライフスタイルを改めて見つめ直す必要がある。
夫の仕事上、あと5~10年程は大阪に生活拠点を置き、古民家へは週末や纏まった休みごとの「通い田舎暮らし」となる。リタイア後は子供達も独立しているので夫婦二人だけの生活が始まる。便利だが時間に追われる慌ただしい生活とは訣別し、時を忘れるようなゆったりとした空間の中、手間はかかるがのびやかな空気の流れる日常が待っている。 古い家を愛しんで住まいながら、室礼を楽しみ、畑を借り自分達で食べる野菜を作り、手間を惜しまず作ることを楽しみ、地域の行事に参加し、好きな庭仕事に没頭する。あれ?実家の母親が営んでいた日常か。。。
ひそかに私は収入源としての計画もちょこっと考えており、機会があればまた書いてみたいと思う。

なんだかキッチンプランからどんどん遠ざかってる^^;
こんなライフスタイルの中では食洗機は不要なのだ。夫婦二人の食器量はたかが知れている。子供達がまだお弁当が必要だった頃は毎度毎度の大量の洗い物に辟易し、切実に食洗機が欲しかった。。。(やはり縁がなかったのね)
鏡面仕上げのシステムキッチンも高価格が第一の理由だが、なんだかモダンで立派すぎて、我が家の古民家にはなじまないような気がし、最初から私の選択肢にはなかった。
インテリア雑誌をめくると、使い込む程に味わいの出てきそうな素敵キッチンはやはりオーダーキッチンだったのだが、それはそれなりにやはりそれなりの金額だったのよねぇ^^; そこで、それなら造作キッチンにしてまえ~ってな大胆さへと至ったのである。 
見積りが来た日には、そこからが壁のタイル一つ一つに至るまで、予算と好みとの折り合いをつける地道な作業のスタート地点となるのだろう。ここから我が家の具体的キッチンプランへの扉がやっと開くはず。

私は鶴田静さんのソローヒルのキッチンが好きである。
クリック先↑は家のインタビュー記事へとリンクしていて、HPはこちらから→http://www.t-shizuka.com/
ターシャデューダやベニシアさんの庭が好きな人はよくご存じかも知れない。古民家に15年程暮らした後、千葉の房総半島の丘陵に開拓者さながらに家を建て、ご夫婦二人暮らしのアーティストである。
数年前著書の「二人で建てた家」(文春文庫)を読んだ時に、P57とP192に紹介されているキッチンの写真を見て、シンプルだけど年月を経てもきっと良い味わいのキッチンになるんだろうなぁと憧れた。

 ↓ 裏庭に自生している蕗            ↓ 手前がミントで奥がミョウガ















庭先で収穫してすぐに食卓にあがるのは、やっぱり新鮮で嬉しい。


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by pasteldenata | 2010-07-21 11:52 | 以前の古民家のこと | Trackback | Comments(0)
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